野良研究者の雑記帳

経営学と材料加工が専門の企業研究者ナニガシがつづる日常の記録

【時間管理術】計画的ズル休みのススメ

こんにちは、nekoaceです。

皆様、有給休暇って使ってますか?会社によって使いやすさにバラツキはありますが、労働者にとって当然の権利なので、使える環境にあるならば使い切りたいものですね。

今日は、管理人が家事/育児/業務/博士/ビジネススクールの5重生活を実践していた時の時間管理のTipsとして、勉強時間を確保するために有給休暇を使い切ったお話です。

※久しぶりの投稿になってしまってすみません。これからは1回/週目標で記事公開していきます。

 

 

管理人のキャリア全体感はこちら

博士について思うこと - 野良研究者の備忘録

 

 

 

 

 

はじめに

私の会社では、年間二十日程度の有休休暇が付与されていました。用途は不問なので、基本的には私用で利用できます。業務に集中していると気づくと有給休暇が余っていた、ということもよくあるのですが、私は数年おきに来る大きなイベントのときにまとめて使って消化するようにしていました。結婚するとき、子供が生まれるとき、そして、本記事でお話しする大学院に進んだとき、です。

 

 

5重生活当時置かれた状況

これまで幾つかの記事で話していますが、5重生活当時は一週間の中でギリギリまで各種タスクを詰め込んでいました。私個人としては納得していましたが、家族には大きな負担をかけていました。

当時娘は幼稚園に通う年齢で、「いやいや期」がすぎましたがまだまだ手が掛かります。そこで、少しでも育児参加するために、

 

会社の目の前に住んだり、

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睡眠時間を工夫したり、

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食事時間など休憩時間に中抜けして一時帰宅したり、

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と考えられるあらゆることをやっていたつもりですが、そんなことは家族からしたら関係ありません。

ただの全然家にいない仕事人間のパパです。

 

長時間家を空けるとパパはどうなるか

それ以前に、海外出張で一週間家を開けたことがあります。その時娘は一歳でしたが久しぶりに家に帰って娘を抱くと人見知りで大号泣されました。辛うじて記憶にはある様子でしたが、子供にとっての一週間がこんなにも長いものなのかと驚いた記憶があります(毎日スカイプしてたんですけど)。

5重生活当時には、私が家にいるのは、平日は昼食と夕食時のみ。それと日曜日丸一日です。ところが平日は、常に食事の準備等でばたばたしていました。また日曜日は、洗濯、食事など家事もあるし、日中は車を出して、遠出していました。つまり、子供のことをしっかり見てゆっくり遊んであげる時間が無かったんです。

今だから思いますが、小さい子供にとっては遊園地に行った思い出よりも家でおままごとなどして親と一緒に過ごしている時間のほうが大事だと思うんです。

こういう時間がとれていなかったことが当時問題だと思いました。

 

 

だから何をしたか

そこで、なんとか会社の仕事に都合をつけて、有休休暇で月曜日を休暇にして、無理やり週休二日を作っていきました。土日ではなく、日月の週休二日です。日本はもともと祝日が年間16日あります。そこで有給休暇をすべて週休二日を作るために充てていけば、年間36日。半分以上の週を週休二日にできるんです!

これが計画的ズル休み、です。

 

仕事はそれで回ったのかというと、私の当時の仕事は必ずしも会社に行く必要のないものも多かったので、最低限の仕事だけ家にいながらこなしていくことで、何とか回りました。

 

 

自己啓発している人になるイメージ戦略

もう一つ、毎週のように休暇を取っているわけですから、面白くなく感じる同僚もいたでしょう。そういった方も含めて仕事を円滑に回していくことで大事にしていたことがありました。それは、「プライベートでも頑張っている人」と周囲から見られるためのイメージを作っていくことです。

そのためにやったのが、深夜にメールを送る(笑 )ことです。ちょっとしたメールでも、あえて深夜3時くらいに「すいませんー、遅くなりました」とか書いて送るんです。

そうすると「この人なんでこんな時間に起きてるんだろう。あー、大学院言ってるからか。忙しいんだな。」と思われてみんな優しくなるんです^^。

 

そんなことをして、日々いろんな方の同情を買いながら、でも実際めちゃくちゃ忙しく毎日を過ごしていました。

 

今回は、有給休暇をうまく使って、激忙しい時期も乗り越えよう、そして、休みを取ることに引け目があるならば、積極的に同情を買う努力をして乗り越えよう、というお話でした。

 

それではまた。

 

nekoace