野良研究者の雑記帳

経営学と材料加工が専門の企業研究者ナニガシがつづる日常の記録

【時間管理術】時間の効率化を求めて1日2食生活に移行した話

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こんにちは。nekoaceです。

今回は、家事/育児/通常業務/工学博士/ビジネススクール の並行生活を成立させるために実践していた時間管理のTipsとして、1日2食生活に移行したときの話を共有します。

1日2食にすると、食事明けの午後の時間帯にどうしても眠くなって生産性が低くなってしまうことを防ぐことができるなどと言われますが、実際には、朝夕の食事のバランスも気にかけなけなければいけません。

今日はその辺の体験談です。

 

 

管理人のキャリア全体感はこちら

博士について思うこと - 野良研究者の備忘録

 

 

 

 

はじめに

ただでさえ忙しい社会人。自分がしたいことを通すためには、何かを犠牲にしなければいけません。

管理人は犠牲にするものに対する基本的な考え方は、「世間で当たり前だと言われるけれど、自分にとっては重要でない」ものを捨てていくのがいいのではないかと思います。

私の場合、それが

規則正しい生活であり(【時間管理術】1日=48時間の境地 - 野良研究者の備忘録 )、

会社から適度に離れた位置にある安定した住居【時間管理術】職住近接して通勤時間30秒にした結果何が起きたか。 - 野良研究者の備忘録

でした。

私はさらに食事に対する欲求も人より少ないことを自覚していたので、食事の楽しみを減らして、その分仕事の効率性をあげ、時間を確保する道を選びました。

以下詳しく書いていきます。

 

多重生活に入る前の食生活は?

大学院進学前は、会社まで1時間半くらいのところに住んでいました(引っ越しの話は別で書きましたのでここでは割愛)。

朝は7時過ぎに食べて、子供が起きてから出勤します。昼食と、二日に一回ほど夕食は会社の食堂で済ましていました。家に帰れる日は7時過ぎに帰って家族で食事をとる日もありました。

いわゆる普通の生活ではないかと思います。

 

昼食を抜くメリットデメリット

結果的に、昼食を抜いて、朝夕の二食にしたのですが、最初に昼食を抜くメリット/デメリットを挙げておきます。

 

メリット:

  • 午後の時間帯に集中力が持続する。 誰でも経験があるともいますが、昼食でおなか一杯食事をとるとどうしても睡魔に襲われます。私も食事後の昼休みに机に突っ伏して眠ることもありましたが、昼を抜くと眠る気が起きません。せいぜい目をつぶって少し休むくらいで十分です。
  • 食費が浮く。 ちょっとしたことですが、私のようなお小遣い制のサラリーマンには昼食代も馬鹿にならないです。私は社食でしたのでまだ負担は少ないかもしれませんが都心勤務の方だと毎日1000円とかかけるんですよね。そう考えると結構大きいです。
  • 時間が取れる。 昼食時間が30分程度であれば、その分が丸々浮きます。社会人学生にとっては時間の確保が常に死活問題ですから、この30分が利いてくることはよくあります。実体験としては、バターコーヒー飲みながら大学院のレポートやっつけるとか、以前はこの時間でオンライン英会話を入れていたこともあります。

 

デメリット:

  • イライラする。 これ持論なのですが、空腹感と闘争本能って比例すると思うんです。空腹になるとどうしてもピリピリするというか、周囲から怖がられる原因になったりします。私は、コーヒー飲んでると空腹感がだいぶ和らぐ人なので、がぶがぶ飲んでます。
  • 激務と重なるとふらつく。 激務で昼食抜きはちょっとふらふらするときありますね。私の場合、体を動かす実験関連は午後には回さないようにしています。よく、頭が回る午前中にクリエイティブな仕事をしよう、という話を見聞きしますが、これ、昼食食べる人の話だと思います。昼食抜くなら実験午前で、頭使い仕事は午後で全然いけます。

 

飢餓状態を如何に長く保つか

昼食を抜いて何が達成したいかというと、私の場合、「一日の仕事の生産性を高めたい」でした。そのために、昼食を抜いて、午後の時間帯を有効に使おうということです。

重要な考え方は、飢餓状態が最も集中力が高く、生産性が高いということです。だから如何にこの飢餓状態を長く保つか、ということかと。

 

朝食と夕食の改革

実際にしていた生活です。

 

朝食:朝6時会社に出社。実験準備等行い、7時ごろから社食で食事(うちの会社は朝食が一番恵まれてて牛丼くらいの値段でバイキングでした)。

 

昼食:食べません。その日の調子に合わせて、コーヒー、グミ、ゼリーを適宜入れます。大体10時、1時、4時くらいが多いかも。空腹だけど倒れないぎりぎりの状態を維持します。

 

夕食:基本は家で食べます。7時くらいでしょうか。夜外出するときには、移動中に食べることが多いです。

 

生産性は上がるのか?

午後の生産性は間違いなく上がりました。朝食を重めに、あとは空腹状態を維持するようにちょくちょく食べるスタイルを確立できたのが良かったです。カロリーメイトとバランスパワーは箱買いしてめちゃくちゃ消費しました。(カロリーメイトはフルーツ派)

 

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ただ、常時戦闘状態を維持するみたいなことになるのでめちゃくちゃ疲れます。当時は博士とビジネススクールの両立でアドレナリンが年単位で出続けていたので(そんな現象があるかどうかは知らない)、なんとかやってけたような気がします。

最近はリモートワークが増えているのですが、食事が楽しみになっていて、昼食も自分で作って食べています。結局、その時々の自分の優先度に合わせて生活を組み替えていくことが大事なのではないかと思います。

 

まとめ

食事改革の一環として、朝夕の2食生活を導入しました。

職住近接と組み合わせたことで、朝を重めに、昼を抜いて夜を軽く食べる生活に移行して時間の有効活用を実践できる体制を作りました。

午後の生産性が高まり、全体として時間管理の観点から良い作戦であったように感じます。

当時私は、いくつかの時間管理向けTipsを組み合わせていましたが、全体感として行っていたことは別の機会にまとめます。

 

今日はこの辺で。

 

nekoace