野良研究者の雑記帳

経営学と材料加工が専門の企業研究者ナニガシがつづる日常の記録

【時間管理術】季節に合わせた時間配分

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こんにちは、nekoaceです。

家事/育児/業務/博士/ビジネススクールの五重生活を実現した時間管理のTipsとして、季節に合わせたタイムマネジメントについてお話しします。参考になれば幸いです。

 

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はじめに

皆さん、社会人学生が通常業務と勉学を両立するのって大変だと思いますよね。

私も初めはそう思っていて、プライベートの時間でもパワポ作ったり講義聞かなきゃいけないってどれだけストイックなの?と思っていました。

実際に進学してみて、こうした疑問はもちろん事実ではあったのですが、事前に想定していた生活には、一つ見落としがあると思いました。

それが、大学生活に存在する長期休暇の存在でした。

一見すごくすごくハードに見える社会人大学院の生活ですが、この長期休暇を利用すると意外といろんなことができると思います(ちなみに私は、大学院の長期休暇で別の大学院の課題を集中的にこなす、という使い方でしたがww)。

今日はこのあたりのTipsについてお話しします。

 

社会人大学院生の生活

社会人学生の生活はご想像の通り大変にハードなものです。

MBAでは、まず全日制と夜間中心とそれぞれ学校によって差異があります。全日制で有名なところでは例えば慶応ビジネススクール(KBS)などがあります。MOTだと、有名どころは、東大、東工大東京理科大などありますが、これらはすべて夜間中心です。

私は働きながらの学びでしたので夜間中心のMOTに在籍していて、その時の生活は別で書きました。

 

nekoace.hatenablog.com

 

一方、卒業に必要な要件はというと、私の大学院の場合は単位数が40単位と修士論文の提出が必要でした。40単位というと、フルタイムの修士学生がとる単位数とほぼ同等であり、フルタイム学生が全日で二年間かけてじっくりとる単位数を社会人は夜間と土日だけでとる必要があるのです。

 

では、具体的にどのような生活であったかというと、私の場合は、平日に二度ほど、業務終了後に都心のキャンパスに出向き、1.5 時間の講義を受けます。土曜日は、朝9時から夜8時まで講義を受け続けます。そして、レポート課題も毎週のように課されるので平日授業がない日に毎日2時間以上勉強に時間を割きました。

 

大学のスケジュール

そんなハードな学生生活にも、一息つける期間があります。それが、長期休暇です。社会人といえど、大学ですので、春休み2か月(2月と3月)、夏休み2か月(8月、9月)が普通にありました。これは大きいです。人間やれば頑張れるものだと思うのですが、一年間張りつめ続けるのと2か月まとまった休みをとれるのでは大分違うのです。

 

有効的な長期休暇の使い方

この長期休暇の使い方は人によって異なると思います。社会人でフルタイム学生よりはお金もありますので、長期旅行に行くことも可能です。

多忙を極める社会人の方であればこの時期に集中して仕事を進めるかもしれませんし、家族サービスに精を出す方もいるかもしれません。

私の場合は、同時期に博士にも進んでいたので、この長期休みを利用して博士の実験と論文執筆を進めて博士修了に向けてスパートをかけていました。

ただでさえ忙しい社会人。仕事と勉強でクタクタになった頭と体をこの長期休暇を利用してリフレッシュするのです。

 

海外の場合

余談ですが、海外のMBAだとどうでしょうか。

世界中のビジネススクールの情報が集まっているサイト ( https://find-mba.com/ ) を見るとよくわかるのですが、アメリカや中国のビジネススクールは日本と同じ2年制のスクールが多いのですが、ヨーロッパのスクールは1年〜1年半のところが多いようです。中の人に話を聞くと、アメリカは長期休暇中に企業の長期インターンに参加する文化があると聞きます。ヨーロッパは短い期間でサクッと卒業するのかもしれません。

私自身もまた勉強しに行くとしたら次は海外のスクールになると思いますので、またこの辺り共有できることが出てきたら書きます。

 

まとめ

忙しい社会人学生にも長期休暇という一息つける期間があります。遊んでもよし、さらに学んでもよし、仕事に邁進するもよし。社会人学生を目指す方はこの貴重な期間をぜひ有効に使ってほしいと思います。

 

それではまた

nekoace