野良研究者の雑記帳

経営学と材料加工が専門の企業研究者ナニガシがつづる日常の記録

【博士の転職:番外編】社会人X年目 博士卒 (X+24)歳 爆誕の件について *X>3に限る

 

こんにちは、Nekoaceです。

本日はツイッターでバズ・・・らなかった表題の件についての記事ですww

昨今会社派遣での社会人博士が話題に上ることが増えてきたように思いますが、これによって、そこそこの業務経験がありながら博士卒になるケースが出てくるはずです。

かく言うNekoaceもこのケース(X=9)だったわけですが 、どこで役に立ったかというと、まず転職です。この辺り実益と絡めて書いていきますね。

 

 

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元ネタ

では早速。このツイートが元ネタです。

 

最近社会人博士進学を企業が応援する系のニュースが話題ですよね。

例えばこういうやつね。

www.nikkei.com

 

この手の話は、いよいよ博士さんの重要性に気付いた企業が腰を上げて色々行動し始めた事例で、この他にももちろんたくさんそういった企業はあるわけです。

 

この結果、何が起きるか

Nekoaceの社会人博士の体験記は別記事にあるのでぜひ読んでいただきたいのですが・・・

社会人博士に関して強調したいこと。

それが

社会人経験を積みながら博士学位取得にチャレンジできる

ということです。

 

例えば、修士からストレートで博士に進むと普通は最短で27歳卒業で、そこから就職する場合、社会人一年目として入社するはずです。

ところが社会人博士の場合は、企業で仕事をしながら博士に進むので社会人経験に穴を空けずに学位取得にチャレンジできる、これが結構大事なところと思っています。

もし新卒でそのまま社会人博士進める太っ腹な会社があったとしたら、無事三年で卒業した暁には、

社会人4年目、28歳、博士卒 

という一見目を疑う経歴になりますね。

これは結構インパクトでかいと思います。

 

Nekoaceの事例

具体例です。

Nekoaceは社会人9年目で博士取得したので

X=9

です。

つまり、卒業時には、社会人9年目、33歳、博士卒でした。

これだけ見ると、おっ、となりますよね。普通博士卒で33歳だと6年目くらいが普通のはずなので・・・

 

一方お給金の話。

企業派遣の場合、良く言われる話ですが、博士取得したからと言って急にお給料良くなるということはまずないはずです。

ところが僕の場合は、結構待遇に差が出た気がしています。

 

転職で役立った話

それは、転職したから。

転職の場合は、それまでの社内の評価等はすっ飛ばして、

まずは 職歴/学歴/年齢 から見られるはずです。

社会人博士の場合はココが圧倒的に強いです。

 

まず企業派遣という時点でそこそこ倍率高いと思われる社内選考を勝ち残ったと理解されます(実態がどうかは置いといて)。

次にもし普通に仕事しながら博士進んでると、相応の社会人経験もきちんとあるとみなされるのでポイント高いはずです。

企業の場合は、博士の社会人適性を気にするので実は課程博士よりも社会人の方が取りやすいという事情もあったりします(ここは人によりますが)。

 

で、僕の場合もこの辺が当てはまっていて、

今の会社は、どちらかというとプロパー(新卒から生え抜きの人)の方が評価される傾向にあるらしいのですが、社会人博士が評価されたようで、同年代の評価レンジのかなり良い方で評価いただいています。

 

周りの社会人博士に聞いてもやはり、転職時にはかなり評価されている実感があります。

 

僕自身の転職の話は以下にありますのでお時間ありましたら見てみてください。

 

まとめ

今回は、社会人博士の有用性について書きました。

上手くやれば、社会人経験と博士の経験をダブルで積むことができるので、社会人博士は個人的におすすめです(ただ、体力的には結構きつい 汗)。

もし実現できる環境にあるなら迷わずオールインがいいんじゃないかな!?

 

今日はこんな感じで。

 

 

以下、僕が使った転職サイトのリンクも貼っときますので良かったら。

以下三つは博士さんの転職だったら比較的使用頻度高いと思いますしNekoaceも実際に使っていい感じだったので、登録まだの人はチャチャっと登録して勢いで情報収集始めちゃったらいいと思います!

ビズリーチ

リクルートエージェント

JACリクルートメント

 

Nekoace